タトゥーを入れるときは「筋彫り」や「ぼかし」などの施術があるので、痛みの感じ方が異なります。
人によって感じ方は違いますが、わかりやすく例えると、下記のような感覚に似ています。
・筋彫りの痛み
チクっと針が刺さり、スーッとなぞられるような感覚
・ぼかしの痛み
自分で脱毛をしている時と似たような感覚
激しい痛みを感じるような感覚ではなく、地味な痛みが続くような感覚です。
しかし、タトゥーはその日の体調・入れる部位・デザインによって痛みの感じ方が変わります。
そのため、必ずしも誰もがこのような痛みを感じる訳ではありません。
・腕
腕は皮膚が厚く、痛みを吸収する筋肉も多いため、痛みが感じにくい部位です。
また、面積が広いので、デザインの自由度や見えやすさを兼ね備えています。
・肩
腕と同様に、肩も痛みが感じにくい部位です。
しかし、肩甲骨などの骨に近い場所は痛みが生じることがあるので、心配な方はデザインの大きさや痛みについてご相談ください。
・手首
手首は骨に近いですが、皮膚が厚いので痛みが感じにくい部位に入ります。
また、手首の場合はジュエリーなどで容易に隠せるというメリットがあります。
・足首
足首も痛みが感じにくく、シューズや靴下で簡単に隠せます。
ちょっとしたワンポイントのお洒落として入れたい方に適した部位です。
・腰
腰は個人差がありますが、手首や足首に次いで痛みが感じにくい部位です。
しかし、骨に近い場所は振動を感じることがあるので、苦手な方は事前にお伝えください。
・背中
背中は皮膚が厚く硬いため、タトゥーの痛みが感じにくい部位です。
皮膚が柔らかくなっている脇の付近などは痛みを感じることがありますが、デザインの大きさなどを調節し、痛みを和らげることができます。
・痒みを感じた場合
痒みを感じた場合は、氷水をビニール袋に入れて冷やすことで、ある程度抑えることができます。
直接掻いたり、かさぶたを取ったりすると状態が悪化して、デザインの見栄えが悪くなってしまうので、我慢できなくなる前にご相談ください。
・痛みを感じる場合
彫った当日から数日間は、お風呂の温度をぬるくして、シャワーを直接あてないようにしてください。
また、術後は痛みの状況に応じて、冷やしたり痛み止めを塗ったりして痛みを和らげていますので、自己対処のみで解決しないようにしましょう。